ブナの原生林(白い森)

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旬刊・白い森通信

001自己紹介
001自己紹介
それでは私、服部の自己紹介を・・・・。
小学校入学に合わせ清瀬に越して以来、早いもので市民歴25年超!この町がカブトムシやクワガタムシを身近に感じられる環境であったから、三十路も半ばに差し掛かった現在も、クワガタ採集を趣味としているのだと実感します。私がオオクワガタ採集に目覚めたのは、平成15年9月。初めて訪れた東北南部地方某所にて2♀を採集。はまってしまいました。(^_^)v。以来足掛け6年で4♂33♀。それでは続きは次号以降で。今後とも宜しくお願いします。
002ウォーミングアップ
002ウォーミングアップ
オオクワガタの灯火採集は、6月から9月中旬のおよそ3ヶ月間に限られ、採集方法をこれに限定してしまうと、1年間の大半は悶々とした日々をすごすことになります。よって、開幕を目前に控えた今時分は、今年はどこへ行こうか思案に明け暮れ、落ち着きません。そんな中、シーズン幕開けが1ヶ月に迫った今月4日、ウオーミングアップを兼ね、市内某所でヒラタクワガタ狙いの材割採集を行いました。同行者は佐久間氏。本種の♀は、樹液採集では中々得ることが出来ない為、あらかじめ目を付けていた枯木を割って、なんとか1♀を採集。その後は、埼玉県のとあるカブ・クワ店へ・・・。次号に続きます。
003バイブル
003バイブル
私にとって、バイブルともいうべき雑誌があります。むし社発行の、「BE-KUWA No.8 日本のオオクワガタ大特集!!」で、発行日は平成15年8月26日。すでに絶版となっており、ビッターズでは定価の倍以上の価格で出品もされていますが、これからオオクワガタの灯火採集を始めようという人は入手して損は無いと思います。誌面を開くと、日本列島北から南の各産地別の標本や採集名人による採集記が多く掲載されており、読み応えがあります。また、一部採集地については、町名の下、大字名まで記載されています。私はこの雑誌のおかげで、東京23区に匹敵する広大な町域からポイントの絞り込みが可能となり、初めての外灯回りでオオクワガタ2♀の採集に至ったのだと考えています。最近の本誌はブリード関連記事が大半を占め、私は粕谷伸孝氏の「週末はオオクワ三昧」の掲載される冬号しか買わなくなってしまいました。バックナンバーを読み返すたび、当時のBE−KUWAは他誌を圧倒していたなと感じます。
004[1].ヒラタクワガタ樹液採集(H210605)
004[1].ヒラタクワガタ樹液採集(H210605)
以前にご紹介したゴールデンウイーク中のヒラタワガタ狙いの材割り採集ですが、これは友人の佐久間氏が出遭った採集者が持っている山形県ネブトクワガタの交換要員に、ホンドヒラタクワガタが選ばれた事に始まります。その時は♀しか見つからなかったことから、♂を早急に採集する必要が生じ、5月中から雑木林めぐりを開始。しかし、6月の声を聞くまでは、樹液酒場はコクワガタの独壇場。流れが変わったのは6月3日。ノコギリクワガタ♂の姿を確認。翌4日、ヒラタワガタ♂2頭採集できました!これに気を良くした5日は、冷たい雨の降りしきる中採集を決行!すると、洞の中に身を潜める♂の姿を確認。手で引きずり出すと、44.5o。まあまあのサイズ。7日の早朝、同じ洞に手を突っ込むと、再び♂(46.5o)が入っていました。今度は中指をクワガタに狭ませて、引きずり出すことに。おかげで、指からは出血。かなり痛いです。分かっていたことですが、樹液採集で本種の♀を得るのは難しいですね。♂の数ばかりが増えていきます。14日の晩から、福島にオオクワガタ採集へ行くことになりました。それまでには、♀を1、2頭は採りたいものです。
 
 
005 <1>今季初!福島県南会津郡
005 <1>今季初!福島県南会津郡
        最初に見つけたメスの死骸
005 <2>今季初!福島県南会津郡
005 <2>今季初!福島県南会津郡
         工場で1頭目のメス(41o)
005 <3>今季初!福島県南会津郡
005 <3>今季初!福島県南会津郡
          橋の上で2頭目のメス(39o)
 
6月14日〜15日に訪れた福島県南部では、低温に見舞われ、2晩に渡って1頭のクワガタすら見つけられないという大惨敗を喫しました。  その後、気温の上昇とともにオオクワガタの採集報告を多く聞くようになり、21日の日曜日の午後、思わず家を飛び出し、再び同地を訪れました。現地入りは20時前。明日は仕事もあるし、ETCの休日割引も使いたいので、このポイントを22時30分頃には出なければ・・・・・。与えられた時間は2時間30分しかありません。
町内を回ると、終始コクワガタの姿を多く見かけました。メスだけでなく、オスの姿も多いことから、オオクワガタへの期待が高まります。 1頭目は、20時過ぎのパチンコ屋の駐車場で見つけたメス。
しかし、車に轢かれて死んでいました。どうやら、昨夜飛来した個体のようです。その後はオオクワガタを発見できず、少しイライラ・・・・。別の町に移りたいという気持ちを抑えて、引き続き同町内を回ります。すると、21時17分、自動車の修理工場でメスを発見!
懐中電灯の光に照らし出される黒光りのボディはいつ見てもほれぼれします。その後は、橋の上で1頭を追加し、帰途につきました。
6月にオオクワガタを採集できたのは、実に5年ぶり。疲れは残りましたが、楽しい一夜になりました。
00  雪辱!(8/2〜8/4山形)
00  雪辱!(8/2〜8/4山形)
6月下旬、福田氏と訪れた山形県南部のとある町でオオクワガタのメスの轢死体を目にしました。この町でオオクワガタを採ったことのない私は、その後も必死に外灯回りを行いましたが、結局採れず終い。非常に悔しい思いをしました。
この町には素敵なホテルがあり、妻の同意も得られた為、そのホテルに連泊する家族旅行に8月2日〜4日の日程で行ってきました。もちろん2日と3日の晩は外灯回りを行い雪辱を図ります。2日の晩は夕刻から強い雨が降り出しましたが、採集を敢行。しかしずぶ濡れになってしまい(当たり前!)車中で雨宿り。すると21時20分には雨もすっかり上がり、好条件に!しかし、ホテルの門限である23時30分まで粘ったにも関わらず、寝れない夜を迎えることに・・・
。この条件でオオクワガタを見つけ出す事が出来なかった己の未熟さを痛感、そんな一夜でした。
006  雪辱A8/3山形
006  雪辱A8/3山形
      8/3山形南部で採集の1匹目のメス
 
006  雪辱B山形
006  雪辱B山形
      8/3壁の隙間にいた大きなメス(2匹目)
3日はすっかりと晴れ渡り、夜空にはぽっかりと大きなお月様が・・・。
灯火採集に、大きな月は邪魔者以外の何者でもありません。飛来するクワガタムシの数が目に見えて少なくなります。「よし!今夜の新たな飛来は期待できないのであれば、前日飛来の個体を暗がりから引きずり出してやる!」との決意の下、19時30分過ぎの早めの出発です。3歳の息子が、「パパいかないで!」としがみついてきますが、その手を振り払い(ごめんね)、愛車のハンドルを握ります。めぼしい外灯を見て回るものの、月のせいなのか普通種の飛来状況もよくありません。強い期待を掛けている道路の両側に自動販売機と会社の看板があるポイントに到着。まず自販機を見るとミヤマクワガタのメスとともにオオクワガタのメスが。続いて会社の看板に照らされた壁の隙間に大きなクワガタのメス。写真を撮った後に手にすると、やはりオオクワガタのメス。この間わずか3分ほど。あっさりと、この町内での初採集を達成してしまいました。時刻は20時12分、時間帯からして、前日飛来の個体と思われます。その後は、追加個体も得られずタイムアップ。外灯回りでお目当てのオオクワガタを見つけ出すこつは、とにかくじっくり探してみること。写真のように壁の隙間にいたり、自動販売機であればすぐそばにあるゴミ箱をどけたみたりと・・・、地道な作業もやってるんですよ!
 
 

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Last updated: 2009/8/13